そもそも「Webシステム」とは?アプリとの違い
Web システムとは、ブラウザ(Chrome や Safari など)で使うシステムのことです。 アプリのようにインストールする必要がなく、PC でもスマホでもタブレットでも、同じ画面を開いて使えます。 社内の業務管理や、社員みんなで使う仕組みには、この Web システムがよく向いています。
「では、スマホアプリとどう違うの?」——ざっくり言うと、PC での事務・管理が中心なら Web システム、 現場でスマホを片手に使うならアプリが向いています。 Web システムはスマホのブラウザでも使えるので、まずは Web で始めるケースも多いです。 (アプリの費用は スマホアプリの開発費用はいくら? で詳しく解説しています。)
参考:Synlai で Web システムを作る場合の費用感
| 規模 | 内容のイメージ | 期間 | 費用感(Synlai) |
|---|---|---|---|
| 小 | 1つの業務を対象にしたシンプルな管理ツール | 1か月前後 | 150万〜300万円 |
| 中 | 複数業務・複数ユーザーで使う業務システム | 1〜2か月 | 300万〜500万円 |
| 大 | 基幹業務・外部連携・複雑な権限管理を含むシステム | 2〜4か月 | 500万〜700万円 |
Webシステムならではの、費用を左右するポイント
Web システム(とくに業務システム)の費用は、機能の数だけでなく、次のような“業務ならでは”の事情で動きます。
- ① 使う人数と権限:誰が何を見られて、何を操作できるか。「管理者だけ編集可」「支店ごとに見える範囲を分ける」など、権限が細かいほど設計が増えます。
- ② いまのデータの引っ越し(移行):Excel や紙、古いシステムに溜まったデータを新システムへ移す作業。データの整い方で手間が変わります。
- ③ 扱うデータの種類と量:顧客・在庫・取引など、扱う情報が多く複雑なほど、画面と処理が増えます。
- ④ 既存システム・会計ソフト等との連携:いま使っているツールとつなぐと、その分の手間がかかります。
- ⑤ スマホ・タブレットでも使うか:PC 専用より、どの端末でも見やすくするほうが作り込みが必要です。
とくに ①権限 と ②データ移行 は、アプリや小さなツールにはない、業務システムならではの費用要因です。見積もりのときは、この2つが含まれているかを必ず確認しましょう。
「Excel・既製ツールで限界」から、Webシステムへ
「Excel が複雑になりすぎて誰も触れない」「既製のツールに業務を無理やり合わせていて、二重入力が発生している」—— こうした“限界”が、自社専用の Web システムを考えるきっかけになることが多いです。
既製のツール(SaaS など)で足りるなら、それが効率的です。ただ、自社の業務の流れに合わないツールに人が合わせ続けるのは、 見えないコストがかかり続けます。そういうときこそ、業務に合わせてつくる出番です。 (この判断については SaaSが自社業務に合わない…無理に合わせる前に考えたい選択肢 もご覧ください。)
フルスクラッチ × AI で、業務にFITさせて抑える
「業務にぴったり合うシステムを、ゼロからつくる」——これは本来、時間もお金もかかる作り方です。 Synlai は、この開発に AI を活用してスピードを上げることで、 フルスクラッチ(既製品に頼らず一からつくること)でも現実的な費用に収めています。 既製ツールに業務を寄せるのではなく、いまの業務の流れを主役にしたまま作れるのが強みです。
費用を抑える、現実的なコツ
- 全部を一気に作らない:一番困っている業務ひとつから小さく始め、使いながら広げる。
- いまの業務を整理してから相談する:「誰が・どの作業で・何に困っているか」を書き出すだけで、ムダな開発が減ります。
- 早い段階で“動くもの”を見て確認する:完成してからのやり直しが、いちばん高くつきます。
よくある質問
Webシステムとスマホアプリ、どちらを作るべきですか?
使う場面によります。PC での事務・管理業務が中心ならブラウザで使う Web システム、現場でスマホを片手に使うならアプリが向いています。Web システムはスマホのブラウザでも使えるので、まず Web で始めるケースも多いです。迷う場合は、一番使う人と使う場面を教えていただければ最適な形を一緒に整理します。
いま使っているExcelのデータは引き継げますか?
多くの場合、引き継げます。既存の Excel や古いシステムのデータを新しい Web システムへ移す作業(データ移行)も、開発の一部として対応できます。ただしデータの整い方で手間が変わるため、見積もりでは移行の有無を必ず確認しておくと安心です。
業務用のWebシステムは最低いくらから作れますか?
Synlai の場合、1つの業務を対象にしたシンプルな管理ツールで 150 万円前後から。複数業務・複数ユーザーで使う業務システムは 300 万〜500 万円、基幹業務や外部連携・複雑な権限管理を含む場合は 500 万〜700 万円が一つの目安です。
作ったあとの保守やサーバー費はかかりますか?
はい。Web システムはサーバー上で動くため、毎月のサーバー利用料(規模により数千円〜)と、不具合対応や改修のための保守費を見ておく必要があります。開発費とは別のランニングコストとして、最初に確認しておくのがおすすめです。